【イギリス英語】私が機関車トーマスを、英語初心者さんにおススメしない理由
どうも、英語の先生をやっている、まいです。こんにちは(*‘∀‘)♪
先日、子供の英語教育におススメの、イギリス英語アニメについて書きました。
【子ども英語教育】youtubeで見られる!イギリス英語アニメ
「機関車トーマスいいじゃない?イギリス英語だし!」となりそうですよね?
でもですね、実は、機関車トーマスの英語は難しい!中級上級者向けなのです。ハッキリ言って、英語初心者にはおススメしません。
「えぇ??子供向けアニメでしょ?」そう、そうなんです。わたしが溺愛する2歳児子鉄も大好きです。ところがどっこい「英語を勉強する教材」としては難易度高めであります。
↑ハードカバーのクリスマス絵本♡
なぜ、機関車トーマスが上級者向け?
なぜかというと、言葉遊び、皮肉、さまざまな出身地や階級が異なる英語が使われているからです。一定のアクセントではないので、聞き取りにくいのですね。それに早口。
一度聴いてもわかりにくい、イギリス特有のブラックユーモア(嫌味ともいう)もあります。
ちなみに、アメリカで制作されたバージョンでは、トーマスがアメリカ英語を話していますよ。聴き比べてみてくださいね♪
▽トーマス・アメリカ英語発音
Thomas and friends US voices - YouTube
▽トーマス・イギリス英語発音
Thomas and Friends - UK Voices - YouTube
機関車トーマスには階級がある
機関車トーマスをよく見ると、富裕層を乗せる機関車(トーマス含む)と、労働する機関車に分かれていますね。その見た目のまま、話す英語(階級)も分かれています。
特に、お城近辺、特急の乗客の話し方はとてもお上品。いわゆる上流階級の英語が聞こえてきます。港て働く「役に立つ」機関車は、労働者階級の英語。
これを「面白い」と感じる方は、英語の多様性を味う楽しみの一つになります。
でも、初心者さんや苦手さんには「こっちの英語はわかるのに、こっちの英語はわからない」と、イライラの原因になってしまいます。
初心者・苦手さんが楽しく英語を学ぶには、幅広い英語(出身・階級)が混同している話よりも、標準的でゆったりと話しているアニメの方がおススメなのです。
楽しく学ぶのが、一番ですからね(^^♪
というわけで、私は、英語初心者・苦手さんがイギリス英語を学びたい場合、「機関車トーマス」(Thomas and Friends)よりも、先日紹介したPeppa Pigなどをおススメします(*‘∀‘)。
絵本なら良いかも♪